持病に注意!カマグラゴールドを飲めない人がいる

カマグラゴールドが飲めない人
カマグラゴールドは飲めない人がいるのを知っていますか?
心血管系の病気を抱えている人、低血圧の人、併用禁忌薬を服用している人などはカマグラゴールドを服用してはいけないのです。
特にカマグラゴールドは購入する前に自分自身で下調べをする必要があります。
もともと持病がある人は「自分も該当しているのではないか?」と、事前にチェックしておきましょう。

心臓に関わる病気を抱えている人はNG

狭心症や心筋梗塞といった病歴がある人は、カマグラゴールドを服用してはいけません。
さらに主治医から「性行為が不適当」と念押しされている人も服用不可。
これはカマグラゴールドに含まれる、シルデナフィルの臨床試験の段階でNG対象となっているほどです。

性行為時には心拍数や血圧、心筋酸素消費量が増加します。
心臓の病気を抱えている人がカマグラゴールドを服用すると、心拍数や血圧、心筋酸素消費量が増えて心臓への負担を強める可能性があるのです。
そのため、以下に該当する人はカマグラゴールドを服用してはいけません。

・不安定狭心症
・発作性頻拍症
・心房細動
・脈拍が40以下の徐脈
・脈拍が100以上の頻脈

徐脈とは1分間の脈拍が60回未満の人を指します。頻脈は徐脈の逆で、1分間の脈拍数が100回にものぼる場合を意味します。
以上に該当する人がカマグラゴールドを服用すると、脈拍数や心拍数が早くなって心臓に大きな負担をもたらすため大変危険なのです。

低血圧・高血圧の男性も飲めない?!

低血圧の人はカマグラゴールドを飲めません。
また、医者に高血圧の治療を施されていない人も同様にカマグラゴールドを服用してはいけません。
その理由は、カマグラゴールドの作用に関係しています。

カマグラゴールドは、血管拡張作用に伴って急激に血圧を降下させる作用があります。
健康な成人男性にシルデナフィルを投与したところ、有意ではありませんが血管の収縮期および拡張期の血圧低下が判明しています。
そのため、血圧が90/50mmHg未満の低血圧患者は臨床試験の対象外となってしまったのです。
低血圧の人がカマグラゴールドを服用すると、立ちくらみやめまい、失神発作、吐き気、動悸といった症状を引き起こしかねません。

医師によって管理されていない高血圧の人は、収縮期血圧が170mmHgを超えるか、または拡張期血圧が100mmHgを超えている場合はカマグラゴールドを服用できません。

併用禁忌薬を服用している人

カマグラゴールドは、他の医薬品と同様に併用禁忌薬があります。
併用禁忌薬とは、カマグラゴールドと一緒に服用してはいけない薬を意味します。
共に服用すると、死亡するリスクがある薬もあるほど。
日常的にカマグラゴールド以外の薬を服用している人は、使用する前に併用禁忌薬を調べておきましょう。

【カマグラゴールドの併用禁忌薬】

・ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等
併用すると血圧低下作用を増強する場合があります。以上の薬をひと括りに硝酸剤およびNO供与剤と呼んでいます。

・アミオダロン塩酸塩(アンカロン錠)
アミオダロン塩酸塩によるQTc延長作用が増強する可能性があります。

・sGC刺激剤
併用すると症候性低血圧症を引き起こす恐れがあります。
症候性低血圧症とは、神経疾患や呼吸器の病気、薬によって引き起こされる低血圧症の名称です。

併用禁忌薬であるニトログリセリンとシルデナフィルを含む薬を併用して、外国人が死亡してしまった事件は有名です。
医療従事者の間でも「併用することは自殺行為だ」といわれているほど危険な組み合わせです。
併用禁忌薬を服用している人は、カマグラゴールドを服用しないようにしてください。

併用注意薬もあります!

カマグラゴールドには併用注意薬もあります。
併用注意薬とは、禁忌薬とは違って「併用する際には主治医の指示に従うこと」というのが条件となっています。
下記の薬を服用している人は、カマグラゴールドを服用する前に必ず主治医と相談してから飲むようにしましょう。

【カマグラゴールドの併用注意薬】

・チトクロームP450 3A4阻害薬
リトナビル、ダルナビル、エリスロマイシン、シメチジン、ケトコナゾール、イトラコナゾールなどがあります。
併用するとカマグラゴールドの成分血中濃度を上昇させる恐れがあります。

・チトクロームP450 3A4誘導薬
ボセンタン、リファンピシンなどがあります。併用するとカマグラゴールドの血中濃度を低下させる可能性があります。

・降圧剤
アムロジピンといった薬と併用すると降圧作用を増強させます。

・α遮断剤、カルペリチド
血管拡張作用に伴って低血圧を起こします。
低血圧症状を引き起こしてめまいを誘発する可能性があります。

上記のような薬を普段から服用している人は、服用をする前に医師による診察を受けるようにしましょう。

未成年は飲めるの?

「まだ未成年だけどカマグラゴールドに興味がある」という人いませんか?
実は、持病を持っていない人でも服用してはいけない人たちがいます。
それは未成年男性です。
カマグラゴールドを製造・販売しているアジャンターファーマ社は、未成年に対する有効性を認めていません。
そもそも個人輸入代行サイトは、未成年はサイトへ会員登録できないようになっているため購入すらできないということを把握しておきましょう。

また、カマグラゴールドに含まれるシルデナフィルの臨床試験では未成年を対象にした例はなく安全性が確立されていません。
「知人から薬をもらった」「年上の人に代わりに買ってもらう」といった方法で入手して、安易に飲まないようにしてください。